2026/09/14

背中が蒸れるので、ザックを替えた|Rab プロティウム35を岩内岳で初めて背負う

どんなザックでも、背中は蒸れます。

体が大きくて、汗をかく。夏の登りで背中がびしょびしょになるのは、もう慣れました。慣れたけれど、諦めてはいませんでした。

岩内岳の途中で、Rab プロティウム35を背負って景色を見ている後ろ姿
岩内岳の途中で。背負っているのがプロティウム35

サースフェーは、好きだった

日帰りでずっと使っていたのは、ミレーの「サースフェー40+5」です。

見た目が好きで、収納がたくさんあって、腰ベルトがしっかりしている。多機能で、不満はほとんどありませんでした。

ほとんど、というのは、2つだけあったからです。

  • 長時間歩くと、背中が蒸れる。夏の低山もそうですが、上富良野岳から十勝岳へ縦走したときは、蒸れを越えて暑かった
  • 背面長が動かない。ワンサイズなので、合わせようがない。だいたいはフィットしているのですが、いずい(しっくりこない)ときがある

1つ目は、どのザックでも起きること。2つ目は、ザックを替えないと解決しないこと。この2つが、じわじわ効いてきました。

それと、大きさが中途半端になってきました。日帰りには、40+5は大きい。泊まりなら、もう少し大きいサイズで登りたい(一般的には1泊2日なら問題なく使えるサイズなのですが)。年々、サースフェーの出番が少なくなっていました。

次のザックの条件

探すときに決めていたのは、3つです。

  • 背面長を動かせること
  • 雨蓋がついていること。ヘッドライト、ファーストエイドキット、おやつは雨蓋に入れる派なので
  • 見た目が好みであること

この3つで残ったのが、Rab の「プロティウム35」でした。

登山口の草の上に置いたRab プロティウム35。正面から
登山口で。荷物を入れた状態

選んだのは、レディース版の「ND」ではなく、通常版です。理由は、背中が広いほうが、私の背中にフィットしたから。身長は167cm。背面長は、調整幅(48〜53cm)のいちばん長いあたりです。

プロティウム35のハーネス側。ショルダーとヒップベルト
ハーネス側。背面長はここで動かす

雨蓋は、思っていたより大きい。ヘッドライトとファーストエイドキットとおやつを入れて、まだ余裕がありました。これは良かった点です。

岩内岳で、初めて背負う

初めて担いだのは、岩内岳の日帰りでした。

中身は、レインウェア上下、ソフトシェル、クッカーとバーナー、行動食、カップラーメン。水はウォーターキャリーに1.5L、ナルゲンに700ml、ジュースが700ml。全部で7〜8kgくらいです。

背負って歩き出して、最初に思ったのは「軽い」でした。本体は1.15kg。数字よりも、背負った瞬間の感じが軽い。

もうひとつ、初日にうれしかったことがあります。

歩く前に合わせた背面長が、登っているうちに、しっくりこなくなりました。サースフェーなら、そこで我慢するしかない。プロティウムは動かせるので、途中で背面長を変えて、また登ってみました。

フィット感が格段に上がって、歩くのが楽しくなりました。「背面長を動かせること」を条件にしたのは、これがしたかったからです。

岩内岳は、道が整備されていて歩きやすい山です。ただし、ずっと登り。

「ためし坂」の標識
「ためし坂」。名前のとおり

もともとスキー場だったようで、途中にリフトの支柱が残っています。

登山道の途中に残るリフトの支柱
リフトの跡

背中は、どうだったか

ずっと登りの山で、汗はかきます。それは変わりません。

ただ、プロティウムは背面がメッシュの構造になっていて、背中とザックのあいだに空気が通ります。蒸れが、軽くなりました。なくなったのではなく、軽くなった。それでも、これまでとの差ははっきり分かりました。

プロティウム35の背面パネル。メッシュの通気構造
背面パネル。メッシュの向こうに空間がある

サースフェーとは、ベクトルが違うザックだと思いました。あちらは機能を足していく方向で、こちらは軽さと背中の快適さの方向。どちらが上ということではなく、プロティウムのほうが、軽快に歩けそう。初日の印象は、そういうものでした。

プロティウム35のヒップベルトのポケット
ヒップベルトのポケット

7合目から、海

7合目あたりで、茂っていた森が開けます。そこから景色が一気に良くなって、岩内の街並みと海が見えました。

岩内岳の上部から見下ろす岩内の街と日本海
7合目より上。岩内の街と海

標高がすぐに上がる山なので、しんどいわりに、山頂までが早く感じました。

岩内岳の山頂。岩の上に十字架が立っている
岩内岳の山頂

雨が早まって、岩内岳止まり

この日の予報は、夕方から雨でした。それが少し早まって、降り出しました。雨は途中で止んだのですが、風がとても強い。

本当は、目国内岳まで行くつもりでした。でも、天気が読めない。今回は岩内岳止まりにしました。

レインウェアを着て、ザックにはレインカバー。新品のザックに、初日からレインカバーをかけることになりました。

レインカバーをかけたプロティウム35を背負って、岩内岳の山頂へ向かう後ろ姿
山頂へ。レインカバーをかけて
プロティウム35のレインカバー
レインカバー。初日から出番

途中でラーメンを食べて、下山。ごはんの時間も入れて、往復4時間40分でした。

岩の上に置いたバーナーとクッカー
撤退を決めてから、ラーメン
岩の道を下る後ろ姿。プロティウム35を背負っている
下山

初日のまとめ

項目実際のところ
替えた理由背中の蒸れと、背面長が動かないこと
モデルプロティウム35 通常版(レディース版NDではない)
背面長歩く前に合わせて、途中でしっくりこなくなったので動かした。フィット感が格段に上がった
雨蓋大きい。ヘッドライト・ファーストエイド・おやつが入って余裕あり
荷物約7〜8kg(水2.9L込み)
背中の蒸れメッシュ構造で軽くなった。なくなりはしない
第一印象軽い。軽快に歩けそう
コースタイム往復4時間40分(ごはん込み)

日帰りはプロティウム。泊まりは、もう少し大きいザックで。サースフェーの出番は、これからも減っていきそうです。好きなザックなので、少しさびしい気もしますが。

まだ1回。10kgを超える荷物や、泊まりの山でどうなるかは、担いでからまた書きます。

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